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70歳過ぎても働き続ける人材とはどんなものか

 先日いよいよ政府は70歳までの雇用を義務化するような法案改正に取り組むとなっていました。

 こういう風な事考えると誰もが、特に今30から40代のサラリーマンは、年金が支給される頃には、「今更、何に使えばいいんじゃとなってしまいますね」取れるところから取るだけとってあとは本人次第なんて、そんな勝手な事が許されて良いのかとマジに思ってしまいますよね。

 大体が今自分も年金の支給を受けながら働いていますが、いつまでこの状態を維持できるのかが不安で常に次の仕事探しを辞められないでいます。

 60歳以降も務めようとしても(もういいかって思ってましたが)再雇用が認められないとされた会社をそのまま、定年退職して自ら仕事を探し(最終3年間まえから)今に至っていますが、その時期に同じ部署にいた後輩らは65歳まで年金も貰えずに60歳で職を辞すことになりますから、まぁ、勝手ながら自分はまだマシなのかもと思います。

 昨日もファミレスチェーンのガスト、すかいらーくが現行から75歳定年制に移行させると発表しましたね。

 そもそもが少子高齢化社会で若い人材が少ない中、高学歴社会です。時給1,000円程度で夜間や土日祝日にサービス業で働く若者を求めること自体に無理がある様に感じます。

 「友達が遊んでいる時間に、自分は社会の為に働くんだ」なんて思います?良し悪しはともかく「好きな人生を選んで自由に生きて欲しい」と殆どの親たちが求める時代です。

 そもそも、日本では大学への資金は親が出すのは当たりまえになっています。学業や生活のために働かなくてはならない若者は激減しています。

 出来れば社会に出て働くより大学に残って学業に専念していたいという考えも増えていると聞きます。

 そもそも、職種として人材不足となった所で外国人労働者を安易に頼るというのは、いずれ同じように外国人の不満を誘発してしまう事は容易に考えられます。根本的に賃金や待遇面で公平感が見られない気がしますね。

 この国でこの様な事を考えている方々は、そもそも労働力の不足で日常尾生活に困る様な事が無い裕福な方々が多い訳で、上下の釣り合いがアンバランスな方が高ステータスというブランド意識があり、貧富の差があるからこそ保身されると強く考えているでしょうから、この問題に真剣に着手する気はもともと無いと思られます。

 多くの高齢者が高度成長期を過ごしてきて医療技術や社会制度が安定して、さらに人は長生きする。当然、先々への不安を感じてしまいます。本音を言えば視力や体力も年々落ちて行き戸惑いを感じざる得ません。

 でも、働くだけで得られる安心を求めて高齢者が社会に貢献し続けなければならない日々はこの先も増え続いて行きそうです。

 自分のスキルや生き方もこれに合わせ長期的な視野が必要だと感じています。70歳を過ぎた時点の仕事探しを今からイメージして、今の自分を作らなけらなければならないと考える様になりました。