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テレワークしていて自由な面、理想と違う面(~求められる課題~)

 今回のコロナウイルスの感染拡大の対策として脚光を浴びた形となっているテレワークについて思うことなのですが、そもそもが働き改革での在宅勤務も含めた考え方にこの形態は含まれていたものだと感じています。

在宅ワークやテレワークに期待するご意見やご質問をお受けしています

 見方は違うかもしれませんが、なかなか進まない在宅勤務の実態を進める上では必然的に訪れた良い機会ではないかととらえられます。

 僕自身も在宅勤務を30年間ぐらい続けて来て今日も在宅でプログラマーをしているのですが、これを本業としてしまうには経済的な面や成果に対する信頼性の面ではまだまだ見えてこない様に感じます。雇用関係で双方の意識や社会環境にはまだまだ、ずれがある様にも感じています。

 まず、正直、ご近所やご家族など周りの目を意識します。ずっと自宅勤めは居づらい面も多くあります。そういう面ではまだまだ浸透しないのには残された課題が多いと感じます。特に地方ではいつも家にいる=(イコール)失業者、働いていない、引きこもりなの?とみられがちです。

 それに、環境もかなり整ってきたとはいえ、まだまだ一部のネット環境を使いきれるスキルのある方が少なく、それを使い切る意識にも大きな差があると感じます。ずっと在宅も飽きるでしょうから、それに人事や職場での存在感に取り残されているのではと言う不安が生まれます。

 スマホを約8割の方が所持する世の中になりました。仮にその方々が一斉にテレワークでネットを使い始めると当然、ネットのキャパが足りなくなるでしょう。いくらWi-Fiや5Gの光回線が充分に普及して来たような社会だからと言えども、立体的(占有時間×データ量×場所)に人が動くような状況に、これで足りていると言えるのでしょうか?

 世の中全体に働き方の改革意識が根ざし、仕事内容や職種に応じた使い分けが徹底する様になれば、交通機関の込み具合は緩和されますし、ネットインフラの整備が高速化して行けば仕事のやり方そのものが多様化(3DやAiロボットの社員化など)して広まるでしょう。その経済効果も無限大に大きくなって行くと思います。

 又、賃金体系も会社での光熱費や備品などが整理され、通勤費の軽減など無駄を省いた分の還元などが伴うようになれば、賃上げなどへ波及効果も大きく、その方法も幅広く多様になるんじゃないでしょうか。

 今日もTVで社員全員が在宅だと言う会社を経営されているコメンテーターの方が話していましたが在宅が進まない要因として、そうするとサボるんじゃないか、何しているのか見えなく管理する側の不安が大きくなるなどデメリットの方を懸念しているのではないかと答えていました。

 実際に僕も今日、6時間程度の在宅をしましたが、休憩は自由に取れたりしますし、チャットを使い質問や確認作業もリアルタイムに出来て空いてる待ち時間を他の作業に使えたりもします。

 メリットも多く納期に向けたスケジュールを自己管理するようになるので、中距離的に目的を自分のペースで達成して行けます。必然的にその日の目的は着実に成し遂げようとメンタルなやる気も増します。デメリットとしては職種にも寄ると思いますが、根を詰め過ぎて疲れやすくなり、返って成果に遅れを来たすことに繋がる場合もあります。ペースさえ掴めば、その違いはないと思います。

 後、仕事する環境として僕の場合は事務所と外で分けていますが、人によっては移動中もデバイスを使い分けて行うなりしています。例えばスマホを使ってチャットしたりメールを即座に返したり、必要に応じて打ち合わせたりも出来ます。勿論、公園や駅、カフェなどでの仕事場所の選択も自由にです。

 僕の場合はスマホを多用しています。テザリングを使いどこでもネットに接続して進める事が可能です。携帯電話と2台持ちで会話しながらテザリングでPCをつないで、もう1台のスマホやPCで仕様書やサイトのデザインを確認したり、知りたい事があればネット検索してのアドバイスや情報共有もできます。

 因みに途中で別の用事を済ませて戻る事も出来ます。休憩の合間にお茶や散歩でのリフレッシュも可能です。実際に策に詰まると散歩に出ます。その間に一案に思いつき役立つことも多いです。人は縛られていると目先に追われ目線や思考が、つい一点にとらわれがちになり考えや作業が進まなくなることが多いので環境やシナリオを自分のペースでコントロール出来るテレワークや在宅ワークはベストな働き方の様に感じます。