2カ月ほど前に、あるIT企業から面接を受けたのですが、PHPの使い手の募集とありながら同席した若い技術者からはRubyが使えるか否かの問いがありました。
又、これまで週一で勤めていた会社ではlaravelでの修正案件が対応可能かとも聞かれています。
因みに3か月前から、上の週一の会社を在宅にされた代わりに勤め始めたショッピング関連の運営会社では、社長の思いつきでGoogleやAmazonなどネットサイトのAPIを使ったスクレーピング開発や業務用ツールをPHPのフルスクラッチで作る在宅の短時間パートが決まり、そこそこ忙しい日々となっています。
最近、ネットでの求人はスマホアプリの制作が多くなり、Swiftでの開発者が求められています。
又、表向きPHPの開発者を求むとあるものの、ほぼ、フレームワークでの開発案件が多くなっています。
個人的にはECサイトの制作などではPHPのスクラッチ制作の方が、顧客の要望に対してはスピーディに対処できて融通が利くと思っています。
しかし、今は殆んどがフレームワークを使った開発で進められています。CMSやフレームワークへの反応にも賛否がある事は承知されたものとなっていますが、提供する側からの見方をすれば、単純に言ってフレームワークの方が分かりづらい、特に新しいフレームワークがバンバン出て来ています。
分かりづらい=他社との差別化=顧客の囲い込みとなりお得意さんに出来ます。しかし、顧客からすると意味の分からない仕様を押し付けられて拡張性を閉ざされるものとなっているに過ぎません。改善要望もIT会社の言い値で事が進められてしまいかねません。
特にPHPの様なオープンな言語では、誰でも、どんな会社でも扱えてしまうので差別化が出来ない訳です。本来、「家にしか出来ません」はITの独自性を生かした新たなアイデアやプランの持ち出しになるのかと思います。
最新の開発言後を使ったからといって見た目や動きがどう違うのか?
そんなに違わないですよね。
目先に誤魔化されず、目的重視に発注元の意識が向かえる様な助力も必要ですよね。