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感染経路と個人情報を紐づける~そもそも余計なお世話?~

 昨今、コロナウイルスの感染者の経路解析や濃厚接触者の特定に使うとしてスマホの位置情報や移動経路のビックデータとしての活用が盛んに求められていますね。

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 その際に問題となるのがいわゆる個人情報の扱いについてです。利用拡大と表裏の関係とされるセキュリテイ問題、個人情報の漏えい対策が重要視されます。この点は収集する側からは分かり易い説明を丁寧にして利用者の積極的な協力が得られる様にすることが課題だと思います。

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 取得される側からの信頼は個人差があり、協力しようとするスタンスには偏りが生まれやすいものです。シンガポールで導入例を見ても、多くの人たちが、そのアプリに懐疑的な思いを持ち実際の利用者は2割程度にしか広まらなかったようです。

 そもそもがこういうITシステムを開発、管理する側としては、関連性や傾向を図る上でその時に取れたデータ相互の整合性を最も重視しています。

 分かり易く言えば取得テーマに関連した全てがその時点の人や場所、取った時間やシチュエーションなど全てが1パックとなる様にするわけで、後々、様々な方面から利用途を求められるようになった時を考えて、その時に取れるべき要素は全て取っておくと言うのがデータ解析を行う上での鉄則です。研究者や開発者はそれを取りこぼさないように万全を尽くすはずです。

 反面、そのデータは必要最低限にチョイスし、セキュリティで保護されますが、脆弱な経路をついてアクセスされたり。不正に持ち出されてしまう漏えい問題により、常に危険性にさらされると言う認識で活用されています。

 そもそも個人情報に触れないデータは役に立たない訳ですから全てをさらす覚悟が必要です。しかも、こういうデータを様々な業界が欲しますので、いかなるところから漏れて出るのかは想像できません。利用範囲を広げるほど、漏えいする機会は増し、詐欺などへ悪用される危険性も高まります。

 そもそも勝手に行動履歴が取得されて管理されていると思うだけでアレルギーを感じる人が多いのではと思います。

 大事なポイントしてはデータ管理する側がデータを取る上での目的や手法、管理面ばかりに囚われず、その効果と対策をセットで利用者に安心感を与え、自発的に参加するメリットを強調して協力を求めないと早期実現は望めないのではと考えます。